インターネット老人会を自認する諸兄らならば、かつて一度は目にしたことがあるのではないだろうか。
「建築基準法とミニスカートの幾何学による『35cm丈のミニスカートは絶対安全』という証明」
という、あのあまりにも高潔で、あまりにも論理的な考察記事を。
建築基準法が定める階段の勾配規定と、人間の視界の幾何学的限界。それらを複雑に組み合わせた末に導き出された「35cm」というマジックナンバー。当時、PCのブラウン管の前でその緻密な計算式に打ち震え、数学の真理はエロ……いや、紳士の嗜みの中にこそあると確信したものである。
先日、ふとその記事のことを思い出して検索してみたのだが、今読み返してもその論理構成の美しさは全く色褪せていなかった。むしろ、現代のコンプライアンス社会においてこそ、この「法学的・幾何学的アプローチによる防衛線」は再評価されるべきではないだろうか。
あまりに感動したので、勢い余って「ミニスカート安全境界シミュレーター」を作成してみた。
階段の段差、ターゲットとの距離、そしてスカートの丈。 これらを入力することで、どの地点から「聖域」が「消失点」へと変わるのかをリアルタイムで算出できる。
かつてのテキストサイトが持っていた、あの「大真面目にふざける」というエネルギー。 それを今の技術で形にしてみるのも、悪くない。
興味がある諸君、ぜひ自分の「安全圏」を確認してみてほしい。
本シミュレーターは、平林純「建築基準法とミニスカートの幾何学による『35cm丈のミニスカートは絶対安全』という証明」を参考に作成しました。
参考記事はこちら

